うちのこ。

エキゾチックアニマルの飼育・繁殖ブログです。

カテゴリ: メンテナンス

こんにちは、こんばんは。

写真が乏しく面白みのないブログだと身内からは言われますが、飼育個体の写真を載せているブログなんて掃いて捨ててなお溢れかえるほどたくさんありますので、私は私なりの切り口でアレコレ書いていきます。
写真も載せたいのですが、いかんせん腕がなく、自分で「イイ!」と思える写真がなかなか撮れないもので…そうこうしているうちに可愛い可愛いと愛でて満足しちゃうので。



さて

便利かつ手頃ということで、爬虫類に限らず小動物の飼育にプラスチック製品を用いる人が大勢いると思います。
私なんかはタッパーやプラケもそうですし
日常的な飼育のほかに、即売会などでブリーダーさんやショップの方が使っているプラカップもプラスチック製品の一つです。


手軽は手軽なのですが、手軽さを手放しに謳歌するだけでなく、生き物と密に触れ合うものなので一応の注意は払わなくてはなりません。

特に私が気をつけているのが「最初の洗浄」です。


プラスチック製品の多くは量産のために機械を用いたライン工程で製作されています。
型に素材を流し込んで成型するといった具合ですが、型から製品を取り出すのをスムーズにするため、大抵の商品は型と素材の間に微量の油を敷きます。
俗に言う「離型油」というものですね。

新品のプラスチック製品の手触りが若干ぬるぬるしている感触といえば分かるでしょうか。
水にあててみるとよく分かると思います。

私は門外漢なので詳しい成分やらなんやらはさっぱりわからないのですが、きちんとした製品ではラベルの注意書きに「使用前に必ず洗浄してください」と記されていたりします。
大抵そういった製品は(プラケは別ですが)人が使用する前提で作られていると思うのですが、人が使用するに当たって離型油を洗い流すことを推奨されるようなものですから、ペットでは何が起きるかわからないので飼育に使うのなら尚のことと思い、私は導入前に必ず洗うようにしています。

よく即売イベントで使われているプラカップもその一つです。
洗ってない業者さんもいるかもしれませんね。まぁそれで大きな問題が起こっていないのであればいいのですが、私はその辺潔癖なのでしっかりするよう心がけています。

プラ製品、洗っていますか?

前回、前々回とで爬虫類の短期的中期的メンテナンスについてお話しました。
今回は最後、長期的メンテナンスのお話です


◆爬虫類の長期的メンテナンス

・大型ケージの丸洗い
やっぱり定期的に丸洗いは必要ですね。
ケージも長く洗わずにいると臭いを吸着して臭くなってしまうことがあるので、中期的なメンテと併せていい状態を保ち、長く使えるようにしましょう。


・環境設備の構築
温室の設置ほか、季節ごとの温湿度に合った環境を組む必要があります。
エアコンで室温ごと管理している場合は楽ですね。
また、爬虫類を飼っている状態では長期的メンテの一環ですが、爬虫類をこれから飼おうと考えている人は、先に環境を組み立てた上でエア飼育をして、生体に適した環境を作れているか確かめるというシミュレーションも大切です。


・引越し
長期的に飼育していると、生体のサイズも変わってきます。
ので、各個体のサイズに合ったケージに適宜お引越しさせる必要があります。
爬虫類の場合、狭すぎても広すぎても個体がストレスを感じる場合があります。
適当なサイズを見極め、環境設備の構築と合わせて適当な配置をしましょう。


・成長記録(脱皮片)
蛇の脱皮片はとっても美しいですね。
さておき…脱皮片は脱皮の過程で伸びてしまっていることが多いですが、蛇の成長の経過を見るのにもっとも具体的かつわかりやすい指標です。
蛇ってなかなかまっすぐに伸びないので、体長まで測れませんし。
太さと長さで成長の記録を観るのにとっておくといいかもですね。


という具合に意外とやれることは多いですが、この全てを完璧にこなさなければいけないということはなく、必要に応じ、環境に応じ、適宜していけばいいことです。
また、記録をとりつつ計画的にメンテすることで効率的に楽にこなすことができます。

素敵な爬虫類ライフ…飼い主と生体両方が良好な状態で共生できるよう、努められることを考えましょう。

前回は爬虫類の短期的メンテナンスについてお話しました。
今回は中期的メンテナンスのお話です。


◆爬虫類の中期的メンテナンス

・餌やり(成熟期)
爬虫類は成体になるとこまめな給仕は必要なく、週1~2程度の給餌で十分です。
うちでは成体は蛇で月3(週1とたまに休み)、レオパで月6~8(週1.5~2)が通常ペースです。
また、スパンを空けすぎると問題ですが、ある程度間隔を開くことで空腹感を煽り餌への食いつきが良くなります。


・成長記録(体重測定)
生体の体重測定をします。
糞尿を排泄する前では多少差はありますが、おおよそ餌をちゃんと食べてその分成長しているか、適正体重を維持できているかなどを確認します。
明らかに痩せている個体は目視でわかりますが、体重の推移を見て生体の状態を注視することも大事です。
食べていても体重が減っていく場合は寄生虫などの可能性があります。
目視でわかるレベルまで衰弱する前に手を打てるよう記録をつけると便利です。
また、産卵シーズンの♀は体重の増減が顕著になります。
給餌と栄養補給をこまめにし、産卵後は確実に立ち上げられるようにしましょう。



・設置器具の洗浄
シェルターや餌皿などの設置器具は、定期的に洗浄しましょう。
ペースは汚れ具合や使用頻度によって調整すればいいと思います。


・小型ケージやプラケの丸洗い
糞尿を処理してもケージ内は汚れます。
清潔な環境を保てていないとカビが生えたりダニが湧いたりするので、定期的な掃除が推奨されます。
手軽に洗えるものは中期的なスパン(週1~月1)で丸洗いしてしまうのが確実ですね。
爬虫類をはじめ小動物は環境の変化に過敏な子が多いので、あまり短すぎるスパンで丸洗いしていてはそれはそれで個体のストレスになるかもしれません。
個体の様子などを見て適宜やりましょう。


レオパなら~アダルト
アオダイショウ・コーンならヤング
ボールなら~ヤングくらいはこのケージでいけるかと。
ただ、このタイプのプラケは蛇だと稀に蓋をこじ開けるので脱走注意。 


・大型ケージの掃除、消毒
爬虫類飼育で用いられる観音開きやスライドドアタイプの大型ケージは丸洗いするには手間がかかりすぎます。
ので、中期的なメンテナンスではある程度清潔な環境を維持できるよう、内部を掃除・消毒します。
床材をはじめメンテナンスしやすい環境を工夫して作っておくと楽ですね。
ケージ外側であればキッチン用アルコールスプレーなども使えますが、生体が過ごす内側は生体に刺激の少ないスプレーなどを使うのが好ましいです。
エキゾジアやジクラ アギトなどの除菌スプレーを塗布したティッシュでケージの汚れた部分を拭くなどが効果的かと思います。



・卵の管理
産卵された卵は孵化させるために適正温度と湿度を保って管理しなければなりません。
特にやることはないのですが、孵化予定日が近づいてきたら注視するようにしましょう。


・エアコンの掃除
温度管理にエアコンを使っている場合は、週1くらいでエアコンの掃除をするようにしましょう。
最近のエアコンは自動で掃除する機能がついていますが、古いタイプの場合フィルターに汚れが蓄積してしまう場合があります。
定期的に掃除機でフィルターについたほこりを吸い取れば、エアコンの稼動能率も僅かながら向上するのではないでしょうか。


・飼育部屋の掃除
また、飼育部屋にもハウスダストやダニの死骸などが蓄積したり、季節によってはカビが生える恐れがあります。
生体のストレスになるのであまり騒音は立てられませんが、定期的に部屋の掃除をするのも大事かなと思います。
移動できるメタルラックに爬虫類温室を組んで、部屋を軽く掃除する10分弱くらいの間部屋の外に出しておくなどできるようにしておくと手間もかからず、生体に負担もかけずに済むのでいいと思います。
丸々一室爬虫類飼育に充てているのであれば、ルンバでも放っておけばほこり対策にいい気がします。



毎週末のルーチンにするもよし、個体や種別ごとに違う週にやるもよし
私は分けてやるより一気にやっちゃう方が楽な気がするので、毎週末は2時間ほどメンテにつきっきり。

で、毎日の1時間ほどの犬の散歩、普段はものぐさに感じることもあるけど、メンテした日は息抜きに…(笑)

はい。

爬虫類は奇怪な見た目で敬遠されがちですが、手間がかからないことに定評のあるペットといわれています。

まぁ生き物なので全く手間がかからないということはないのですが、犬やらハムスターやら哺乳類の飼育を経験した上で、圧倒的に手間がかからないのは確か。
(それでも種によるとは思いますが)

とはいえ、哺乳類と違ってふれあい的な愛玩に向いた生き物でもないので、性質的には観葉植物みたいなノリかもしれない。



さて、そんな爬虫類の飼育にかかるささやかな手間、いわゆる「メンテナンス」についてお話をします。


閑話ですが、皆さんが日頃している家事というものは「短期的」「中期的」「長期的」に分別できます。

毎日しなければいけない、短期的な家事
炊事や洗濯なんかがこれですね。

週1~月1くらいでしなければいけない、中期的な家事
常備菜の仕込みやちょっとした日用品や食材の買出し、小規模な掃除などなど。

中期的な家事よりもっと長いスパンで行う長期的な家事
衣替えや模様替え、大規模な掃除、家電や家具のメンテナンスなどなど。

やること一つ一つに、それに見合ったスパンがあります。


で、爬虫類のメンテナンスというのは人間で言うところの家事を飼い主がやるという話なので、
爬虫類のメンテにも同様に「短期」「中期」「長期」の分類があります。
今日は短期的メンテナンスの話をしましょう。



◆爬虫類の短期的メンテナンス

・お世話の前後で手洗い
大事なことです。
ハンドリングの際など、爬虫類の体と触れ合う部分はきちんと手洗いしておく必要があります。
放念している人が多いと思うのですが、感染は爬虫類から人にだけでなく、人から爬虫類にも起こりうることです。
爬虫類の側を守るために、人の体を綺麗にして触れ合うことも大事です。

また、手洗いせずに手や腕などが汗ばんだ状態でハンドリングをしていると、特に蛇ではハンドリング中に餌と勘違いして噛もうとすることがあります。
(一度そのようなケースがあってから何度か検証したので、怒りなど攻撃的な理由で噛み付いたのではないと確証しています。)
動物臭いと問題なのでしょうか?石鹸でよく洗い、人臭さを取り去っておくのも大事だと思います。
あと単純に、汗ばんでいるとブドウ球菌による感染症の可能性があるので、やっぱりよく手洗いをした状態で接するのがいいでしょう。


・器具や備品の洗浄
ピンセットや水入れなど、メンテナンスで使用した器具や備品はすぐに洗浄するようにしましょう。
うちでは基本的に食器用の除菌洗剤で洗い、物によっては漂白します。


・水換え
爬虫類は意外とよく水を飲みます。
で、飲む水が不潔で、ストレスやなんやらで環境的要因が生体の免疫でどうにかなるレベルを超えたら体調を崩します。
また、水入れに糞尿をしたり、ひっくり返してしまう子が居るので、そのような場合に代わりの水を用意してあげなければなりません。
毎日~2日に1回くらいのペースで換えるのがいいかと。
壁チョロ系のヤモリでは、毎日の霧吹きは欠かせませんね。


・糞尿の掃除
爬虫類の糞は普通に臭いです。
で、爬虫類は結構嗅覚に頼って生きているので、自分の糞尿の臭いでのたうち回ることも蛇なんかでしばしば見られます。
臭いを置いておいても排泄物なので、色んな雑菌が含まれています。
爬虫類は飼育温度が高めなので、下手に放置すると雑菌が繁殖して環境ごと不潔になってしまうかもしれません。
と言っても爬虫類は人間よりよっぽど雑菌と上手く共生してると思うので、よほどでなければ平気とは思いますが、それでも発見したら都度掃除するのがいいと思います。

また、爬虫類の糞尿は排泄された当初は水分を含んでいるので、ケージに直でついて乾いてしまうと掃除の際めんどうなことになります。
糞尿をよく吸収する床材などを敷いて取り除きやすいようにするのも工夫の一つですね。


・餌やり(幼齢期)
哺乳類の給餌に慣れていると違和感があるかもしれませんが、通常爬虫類には毎日の給餌は必要ありません。
爬虫類は変温動物なので、環境温度により活性が変化しますが、基本的には動かないことでエネルギーを消費しない生き物です。
燃費がいいというかエコというのか、とにかく毎日の習慣的な食事よりも必要なときに必要な分だけ、という種が多いです。
蛇なんかはボールパイソンなどで半年ほど絶食する季節性拒食なんかがあるほか、レオパも健康な個体であれば1ヶ月程度の絶食であれば普通に耐えると言われています。

が、それは生体が健康な「成体」の場合です。
幼齢~成長期の爬虫類は躯体を仕上げるべくバクバク食べなければなりません。
蛇の場合は強すぎる胃酸で消化の際に自分の胃までダメージを受けることがあるらしいので、毎日あげると生体に負担をかけることになりますが、それでも成体より多くこまめな給仕が必要になります。
しっかり仕上げて健康な成体にすれば、そこから一気に手間がかからなくなるので、幼齢期の給餌はマメにするようにしましょう。


・環境温度、湿度の調整
ペットとして流通している爬虫類の中でも流行の種は、ある程度であれば適正温度とズレても問題なく生きる丈夫なものが多いです。
が、やはり温湿度が適正でないと消化不良や免疫力の低下で体調を崩しやすいので、気をつけて観察する必要があります。
サーモスタットなどがあれば楽ですね。


ある程度生体数が多い場合はエアコンや加湿機能付きセラミックヒーターなどで環境温度丸ごと管理してしまうのも楽です。


電気代は嵩みますが、生体数が増えれば一個体ごとの消費電力は低くなってきます。
また、温室を作って管理するのも効率・効用面でとても有効です。



・栄養補助(産卵シーズン)
産卵シーズンの♀は、卵を作るのに体の栄養(特にカルシウム)の多くを持っていかれます。
ので、給仕の際のダスティングや栄養補助食をこまめに与え、体調を崩さないようサポートする必要があります。
レオパの場合、いよいよ産卵の直前になると食べなくなるのですが、抱卵の途上ではバクバク餌を食べます。
1クラッチ2個の産卵を数回に渡って行い、そのタイミングで特に卵の殻の生成に使われるカルシウムが枯渇気味になり、クル病のリスクが上がります。
クル病はレオパ飼育者の"""恥"""ですって。
予防できる病気なんですから、気をつけましょう。
栄養補助食の作り方はコチラ


・卵の回収(産卵シーズンのみ)
有精卵の場合、回収が遅れれば環境的要因や、産んだ本人が卵を蹴飛ばしたり傷つけてしまうことで上手く孵化させられないケースがあります。
よく卵は転がしたらダメになると聞きますが、産み落とされてから胚が形成されるまでの間であれば多少の動きは問題ないかなと思います。
レオパなどは生体の食欲などからおおよそのタイミングを計ることができますが、そうでなくても抱卵体型を観察し、注視することで早く卵を回収することができます。
産卵シーズンはこまめに生体の様子を観察しましょう。

産卵シーズンは観察に栄養補給に何かと忙しいですね。


・生体の薬浴
新しい個体を導入した時は検疫のため元居た個体と隔離して飼育することが推奨されます。
その際、蛇では薬浴をすることで体についたダニや雑菌を除去し、環境の変化で弱った個体が体調を崩さないよう手助けをすることができます。
薬浴自体がストレスではあるのですが、生体の衛生面を整えるために必要な作業だと私は思います。
エキゾジアなど次亜塩素酸を10倍に希釈し30度程度に温めたお湯を用意し、そこに30分弱生体をくぐらせます。(薬浴の手法は人伝に教わったものです。)
蛇は変温動物なので、浸かる水が冷たいと活性を下げてしまいます。
30度では適正温度の高めくらいなので、生体の活性を上げ免疫力や消化効率を上げられます。

で、この薬浴は生体の衛生状態を改善するために行うものなので
例えば個体にダニがついていたり、糞尿が体にこびりついて汚れていたりするときにも、躯体をきれいにするのにも有効です。
人間でいうお風呂みたいなものですかね。
もちろん薬浴自体がストレスになることは間違いないので、頻繁にすべきではありません。
要は、そうしなくて済むような環境を整えておくことで不要なストレスはかけずに済むという話で。
必要に迫られた時は薬浴という手段もあります。
ダニだけならスネークレスキューでもいいですね。


という具合で、必然的に短いスパンでやらなければいけないものの他に、生体の調子や行動によって即座に対応するのが好ましいものが短期的なメンテナンスです。

一つ一つはそこまで手間でもないのですが、飼育匹数が増えると毎日何かしらやることがあって大変かもしれません。
それでも、犬の散歩よりは手間はかかりません。楽しくもありませんけど…

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