こんにちは、こんばんは。

直近ではレオパブレンドフードについて記事を書いたところですが、ここらでちょっくら、うちで試したレオパ用人工飼料の比較と所感についてまとめて書いてみようと思います。


※こちらの記事はあくまでうちのこファームでの分析になります。
 必ずしも全てのレオパにあてはまるものではありません。
※こちらの記事は随時更新予定です。


◆検証飼料一覧

・レオパゲル … ☆☆☆☆☆
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 キョーリンさんのゲル状飼料
 うちではたまたま好んで食べる個体が多いので☆5つ。
キョーリンさんの公式商品ページはコチラ
レオパゲルの講評記事はコチラ

・レオパフード … ☆☆☆+
 サムレプさんの粉末状練り餌
 当初の嗜好性に難があるが、応用しやすさ、栄養価の高さが高評価。
レオパフードの講評記事はコチラ
レオパフードの応用記事はコチラ

・グラブパイ … ☆☆☆☆
 レパシーさんの粉末状練り餌
 嗜好性及び栄養価はお墨付き。
 使用期限が短いので☆4つ。
レパシーさんの公式商品ページはコチラ(英文)
(そういえばグラブパイでの個別記事書いてませんでしたね。近々書きます。)

・レオパブレンドフード …☆☆+
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 GEXさんの乾燥ペレット
 嗜好性はまずまずだが栄養価への疑問と取り回しにくさが難点。


◆与えやすさ

・レオパゲル … ◎
 チューブから必要な分を搾り出して使用。与えるまでの手間が圧倒的に少ない。
 独特の粘性のおかげかバイト成功率が高く、一度食らいつくと一塊を途中で噛み千切らせず呑みきらせやすい。
 ダスティングの粉末が付着しやすいのも○

・レオパフード … ○
 適量の水分と併せて練り、団子状にして与える。練り餌系では最も手順がシンプル。
 水分少なめで硬めに作ればピンセット、うちではハーゲンダッツの白スプーンに乗せて
 咬ませる等で給餌。練り餌のため粘性が少なく、噛み千切られやすい。
 粉末状なので、あえて水分多めで液状か半液状でピペット等でも与えられる。
 取り回し易く、ダスティングの粉末もブレンドしやすい。

・グラブパイ … ○
 お湯で溶いて固める必要あり。それを冷ましてゲル状にするので多少手間。
 基本的な与えやすさはレオパフードに順ずるが、通常の与え方だとレオパフードほど硬さなどの細やかな調整ができない。
 一方、レオパフードにはない独特の食感のようで食い付き時の感触はいいように見受けられる。
 材質上、置き餌で一番有効に使えるのはこれのような気がする。
 ダスティングの粉末がブレンドしやすい。
 置き餌での打率がいいのを加味して○

・レオパブレンドフード … △
 乾燥ペレットを水で適度にふやかして与える。
 乾燥のままや硬めでも与えられるが感触としては微妙。
 標記通りの手順で作るととにかくもろく、硬めに作っても食いちぎられやすい。
 練り餌と違い食いちぎられた端の部分で練り固めることもできず、ロスのリスクが高い。
 ふやかした状態でのペレットの大きさは丁度イエコLと同程度で手頃ではある。
 ダスティング可能ではあるが前者に比べ微妙。


◆嗜好性

・レオパゲル … ◎
 初回及び持続給餌における嗜好性は高い所感。
 リピート率が高く、不発が少ない。

・レオパフード … △
 ぶっちゃけ嗜好性は低い。
 餌付け前の準備(ダスティング等)を経た個体とそうでない個体で初回給餌時の食い付き具合に如実に差が出る。
 好き好んでは食べないが嫌いというわけではないようで、たまに思い出したようにバクッとくる。
 餌付けに手間を要する上、打率にムラがあるので微妙。

・グラブパイ … ◎
 感触大変良し。食い付きがよく、ゲルに比べ置き餌での打率もいい。
 食いムラは少ないが、最も使用期限が短いので、作った分を上手く食べきらせられるかという点でリスクは有り。

・レオパブレンドフード … ○
 初回はまずまずの打率だが、リピート率は微妙。
 食いちぎりによるロスを想定すると嗜好性はもう少し高くあってほしかったなという感触。
 

◆応用しやすさ

・レオパゲル … ×
 材質上応用不能。一応、千切れたものを練り固め直すくらいの加工は可能。
 ただし、レオパゲルは現状単体でメイン餌として十分機能するので、うちでは用途上問題なし。

・レオパフード … ◎
 粉末状で、通常加水のみの加工となるので、あらゆる局面で応用しやすい。

・グラブパイ … ○
 レオパフードと同様。
 通常は熱湯で加工するものとされているが、ゲル状に加工するために必要なのか品質的に熱が必要なのかわからないので、評価保留。
 現状、一応粉末状でも問題なく使用できてはいるので○
※グラブパイはレオパ専用フードではないので当然他の爬虫類に与える際の使い回しも推奨。

・レオパブレンドフード … △
 乾燥のまま粉々に砕けば応用可ではあるが、手間。
 ふやかしてしまうと頑張ってすり潰しても微妙にダマが残り、ピペット等で詰まる。
 基本的には標記の用法通りに使うことしか想定していないと思われる。

グラブパイ以外はレオパ専用飼料を謳ってはいるが、他の種に与えても問題なく消費できてはいる。
ただ、グラブパイも含め上記の飼料はあくまで昆虫食の爬虫類をメインに作られたものなので、雑食性の爬虫類に給餌するときはそれ以外でのバランス的な食育は欠かせないと思われる。


◆ロスのリスク

・レオパゲル … ○
 一度噛ませてしまえば噛ませたブロックは問題なく飲ませられる。
 チューブから出した分は戻せないので○止まり。

・レオパフード … ○
 標記通りの与え方の場合、レオパが食べる気にならなければそのままロス。
 一応多量の水でほぼ液状に薄めたものをピペット等で給餌することで多少の償却は可能。

・グラブパイ … ◎
 標記通りの与え方の場合、レオパが食べる気にならなければそのままロス。
 こちらはリユースできないが、作り置きできるということと、うちでは置き餌でダメ押し成功することが多いので◎

・レオパブレンドフード … △
 標記通りの与え方の場合、レオパが食べる気にならなければそのままロス。
 こちらはリユースできないが、置き餌としての流用は可能。
 ただしうちではグラブパイに比べ打率微妙。

この辺は各個体の好みによって評価が上下すると思われる。
その点で見ればうちではレオパゲルが優勢。


◆栄養価(肥立ち参考値)
 給餌ペースはアダルトでは体重維持 or 若干のバルクアップが確認できるもの、~ヤングでは順調に体躯が仕上がるペース及び量

・レオパゲル … ◎
 水分含有率の問題か、食べなれていない個体は下痢することがある。
 自然由来の整腸成分が添加されているとのことで、少々便が緩いことを除けば消化排泄は順調に思える。
 また、うちのこファームでは標記の推奨給餌ペースおよび量より少ない回数でも、給餌量に対し十分な肥立ちが確認できた。産後の給餌でも頼もしい。
※給餌ペース
 アダルト … 月3回 1回あたり4~6cmほど / 匹
 ~ヤング … 週1~3回 1回あたり食べるだけ~上限4cmほど / 匹

・レオパフード … ○
 標記によれば、レオパフード単一で終生飼育・繁殖が可能とのこと。
 給餌量は他の人工飼料に比べ1回あたりの量が少なくなるが、問題なく体重維持。
※給餌ペース
 アダルト … 週1回 1回あたり食べるだけ / 匹
 ~ヤング … 週2~3回 1回あたり食べるだけ / 匹

・グラブパイ … ◎
 レオパゲル同様、与える時に水分を含有する影響か、便がゆるくなることがある。
 しかし十分な肥立ちが確認できるので、栄養価は確かと思われる。
※給餌ペース
 アダルト … 週1回 1回あたり食べるだけ / 匹
 ~ヤング … 週1~3回 1回あたり食べるだけ / 匹
 作り置きできるので、小出しで様子を見ながら量を調節できる。

・レオパブレンドフード … ○
 グラブパイに比べ昆虫由来成分の含有率が低め。
 材料にじゃがいもとあるのが少し気になる。
 給餌量に対し目に見えて過度な肥立ち(単純にコオロギを同じ体積分与えた場合と比較して)は確認できないが、体重維持と若干のバルクアップは見込める。
 が、他の人工飼料と比べ同じ分量与えるのに手間が多い。
※給餌ペース
 アダルト … 週1回 1回あたり食べるだけ(~多くて8粒ほど) / 匹
 ~ヤング … 週4回 1回あたり食べるだけ(~多くて6粒ほど) / 匹

まぁ人工飼料なんて土台栄養価がちゃんとしてなければお話にならないんですけどね。


◆保存性

・レオパゲル … △
 未開封では標記の使用期限。開封後の期限は冷蔵で1ヶ月程度と短め。
 試しにほとんど絞りカスのみになったチューブをしばらく残して観察してみたが、
 冷蔵保存していても中でカビが生えていたので、用法を守って保存・消費するのが吉。

・レオパフード … ○
 明確な記載なし。開封後は冷蔵で保存。
 他の飼料に倣って半年くらいを目処に使いまわし中。
 基本粉末なので腐る心配はしてないが、冷蔵保存なので使用時結露での湿気に注意。

・グラブパイ … △
 粉末状で2、3週間(短っ)冷凍で半年。調理後のゲルも期間は同様。
 標記通りの期限での消費効率を考えると、多種多頭飼育で用いるのがいいかなと思う。

・レオパブレンドフード …◎
 乾燥ペレットなので常温保存可能。
 保存パックは密封式なので長期間の保存が可能と見られる。
 標記には開封後はお早めにの旨記載があるが具体的な期間は記されておらず不明。

使用期限は総じて短めのものが多いが、これは余計な添加物が含まれて居ないことの裏付けでもある。
各ファームの需要に応じて適当に消費できる飼料を選ぶのがいいと思います。


◆価格
私が利用している通販の安値を参考にしています。

・レオパゲル
60g 640円~ (10.7円 / g)
※粉末や乾燥餌と違いゲル状なので、水分含有率を加味すると、実際の成分価格はもう少し高くなると思われる。

・レオパフード
114g 2610円 (22.9円 / g)
お高めですが汎用性を考えればありがたいものではある。

・グラブパイ
85g 1860円 (21.9円 / g)
170g 2880円 (16.9円 / g)
大入りボトルの方がお得感があるが、期限内に使いきれるかというのも考慮し購入を考えるべき。

・レオパブレンドフード
60g 698円 (11.6円 / g)
120g 1200円 (10円 / g)
450g 3400円 (7.6円 / g)
業務用大袋が俄然お得。
こちらは長期保存に向いているので、メインで使っている人は大袋で購入でウハウハ。


◆その他

・レオパゲル
糞の臭いが抑えられるとの触れ込みがあるが、普通に臭いし抑えられている実感もない。

・レオパフード
フードは臭いが、糞がその分臭くなるということはない。

・グラブパイ


・レオパブレンドフード