前回は爬虫類の短期的メンテナンスについてお話しました。
今回は中期的メンテナンスのお話です。


◆爬虫類の中期的メンテナンス

・餌やり(成熟期)
爬虫類は成体になるとこまめな給仕は必要なく、週1~2程度の給餌で十分です。
うちでは成体は蛇で月3(週1とたまに休み)、レオパで月6~8(週1.5~2)が通常ペースです。
また、スパンを空けすぎると問題ですが、ある程度間隔を開くことで空腹感を煽り餌への食いつきが良くなります。


・成長記録(体重測定)
生体の体重測定をします。
糞尿を排泄する前では多少差はありますが、おおよそ餌をちゃんと食べてその分成長しているか、適正体重を維持できているかなどを確認します。
明らかに痩せている個体は目視でわかりますが、体重の推移を見て生体の状態を注視することも大事です。
食べていても体重が減っていく場合は寄生虫などの可能性があります。
目視でわかるレベルまで衰弱する前に手を打てるよう記録をつけると便利です。
また、産卵シーズンの♀は体重の増減が顕著になります。
給餌と栄養補給をこまめにし、産卵後は確実に立ち上げられるようにしましょう。



・設置器具の洗浄
シェルターや餌皿などの設置器具は、定期的に洗浄しましょう。
ペースは汚れ具合や使用頻度によって調整すればいいと思います。


・小型ケージやプラケの丸洗い
糞尿を処理してもケージ内は汚れます。
清潔な環境を保てていないとカビが生えたりダニが湧いたりするので、定期的な掃除が推奨されます。
手軽に洗えるものは中期的なスパン(週1~月1)で丸洗いしてしまうのが確実ですね。
爬虫類をはじめ小動物は環境の変化に過敏な子が多いので、あまり短すぎるスパンで丸洗いしていてはそれはそれで個体のストレスになるかもしれません。
個体の様子などを見て適宜やりましょう。


レオパなら~アダルト
アオダイショウ・コーンならヤング
ボールなら~ヤングくらいはこのケージでいけるかと。
ただ、このタイプのプラケは蛇だと稀に蓋をこじ開けるので脱走注意。 


・大型ケージの掃除、消毒
爬虫類飼育で用いられる観音開きやスライドドアタイプの大型ケージは丸洗いするには手間がかかりすぎます。
ので、中期的なメンテナンスではある程度清潔な環境を維持できるよう、内部を掃除・消毒します。
床材をはじめメンテナンスしやすい環境を工夫して作っておくと楽ですね。
ケージ外側であればキッチン用アルコールスプレーなども使えますが、生体が過ごす内側は生体に刺激の少ないスプレーなどを使うのが好ましいです。
エキゾジアやジクラ アギトなどの除菌スプレーを塗布したティッシュでケージの汚れた部分を拭くなどが効果的かと思います。



・卵の管理
産卵された卵は孵化させるために適正温度と湿度を保って管理しなければなりません。
特にやることはないのですが、孵化予定日が近づいてきたら注視するようにしましょう。


・エアコンの掃除
温度管理にエアコンを使っている場合は、週1くらいでエアコンの掃除をするようにしましょう。
最近のエアコンは自動で掃除する機能がついていますが、古いタイプの場合フィルターに汚れが蓄積してしまう場合があります。
定期的に掃除機でフィルターについたほこりを吸い取れば、エアコンの稼動能率も僅かながら向上するのではないでしょうか。


・飼育部屋の掃除
また、飼育部屋にもハウスダストやダニの死骸などが蓄積したり、季節によってはカビが生える恐れがあります。
生体のストレスになるのであまり騒音は立てられませんが、定期的に部屋の掃除をするのも大事かなと思います。
移動できるメタルラックに爬虫類温室を組んで、部屋を軽く掃除する10分弱くらいの間部屋の外に出しておくなどできるようにしておくと手間もかからず、生体に負担もかけずに済むのでいいと思います。
丸々一室爬虫類飼育に充てているのであれば、ルンバでも放っておけばほこり対策にいい気がします。



毎週末のルーチンにするもよし、個体や種別ごとに違う週にやるもよし
私は分けてやるより一気にやっちゃう方が楽な気がするので、毎週末は2時間ほどメンテにつきっきり。

で、毎日の1時間ほどの犬の散歩、普段はものぐさに感じることもあるけど、メンテした日は息抜きに…(笑)